イチローや松井秀喜がアメリカにわたる遥か前に大リーグから呼ばれた男がいた
2025/06/04
そんなCMを聞いたのは、今年に入ってからだったと思う。
しかし、その時にそれが誰かとまでは言ってはいなかった。
ただ、おおよそそれがだれであろうとは、皆わかって聞いていたであろう。
その長嶋茂雄が亡くなった。
89才という年齢と、長く脳こうそくで不自由な生活をしていたことを思えば、もって瞑すべしであろう。
彼がいなければ、日本の野球人気というものがここまで盛り上がっていただろうかといわれる。
今では信じられないが、当時、プロ野球より6大学野球の方が人気があったのだという。
その人気の立役者だった長嶋茂雄というスターがプロ野球に入ったことが、現在のプロ野球人気になっているのだろう。
数々の逸話を残した長嶋茂雄である。
ある時、予備校の先生が言った。
長嶋が大学に入った時、「ドイツ語っていいなあ」っていったのだそうだ。
何がいいかといえば、「だって、辞書ってものがあるじゃないか。」
敬遠のサインが出たとき、バットを持たずに打席に立ったとか、靴下を同じ側に2枚はいて、靴下がないといったとか、面白い話は枚挙にいとまがない。
もう、このような大スターは出てこないのかもしれない。
でも、ある日突然またこういった人が出てきてくれることを期待しているのである。