中央区の矯正歯科医院では矯正治療の際に成長発育を考慮して治療を行います

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成長発育について

成長発育について

矯正治療をするうえで、考えておかなければならないのが成長です。

一般的に成長といえば背が伸びるということです。身長が伸びるのは、女性で中学校いっぱい、男性で高校2年生程度までといえるでしょう。もちろん、年間成長のピークはもっと前にあります。

矯正科が考えるのは、主に顔の成長ということになるのですが、顔の成長は上顎骨と下顎骨の成長ということになります。ところが、この上顎骨と下顎骨は成長の様相が異なっているのです。

上顎骨の成長は8歳から10歳程度で終了してしまうと考えられています。一方の下顎骨は、身長と同じペースで成長が続きます。10歳以降は上顎骨は成長しないのに下顎骨だけ伸びるということが起こります。

もう一つ成長といったときに歯列部分の成長ということがあります。最近のお子さんは歯列部分の成長が悪いために叢生が生じるといわれています。ではこの部分は成長しないのかということです。残念なことに、歯列の部分の骨は成長しないと考えられています。したがって、体がいくら大きくなっても、でこぼこが自然に治るということがありません。歯列がのっている顎の骨自体が大きくなることで、前方に成長するということはありますが、それはちょうど船に乗った歯列がそのまま押し出される格好なわけです。

つまり、成長発育とは風船が膨らむのとは違うということです。それがまた子供の顔つきから大人の顔になるということでもあるわけです。

 

左は13歳5カ月の時点です。この時にはすでに保定に入っていました。ハイアングル症例であるということ以外特に問題があるようには見えません。オーバーバイト、オーバージェットともに正常範囲と考えられます。

右は16歳1カ月の時点です。オーバーバイト、オーバージェットが小さくなってきたように見受けられます。もちろんこの間、保定装置はちゃんと装着していました。

お顔の所見が特に注目に値します。下顎骨の顕著な前下方成長が見られます。

この症例からわかることは、矯正治療をやっていようといまいと、保定装置を入れていようといまいと、成長はやってくるということです。そしてそれは予測がつかないものです。

こういうことがありますので、反対咬合のような症例では、最終的な治療を遅らせようとするわけです。


中央区の「月島矯正歯科」には子供だけでなく、大人も矯正治療に通っています

東京都中央区の矯正歯科専門歯科医院「月島矯正歯科」では、一般的な矯正法フルプラケット法はもちろん、インビザラインなどの透明で取り外し可能なマウスピース矯正、ホワイトニング治療を専門に扱っております。一方、虫歯や入れ歯といった保険治療は行っておりませんので、ご希望の患者さんに対しては保険治療が可能な医療機関 (歯科医院) をご紹介させて頂きます。
矯正歯科を始める時期に早い・遅いはございませんので、永久歯が生え始めたお子様に限らず、大人の方にも「月島矯正歯科」をご利用いただけますようお待ち致しております。

月島駅へは、都営大江戸線、東京メトロ有楽町線でお越しいただけます。中央区はもちろん、江東区、港区、文京区、新宿区からも便利です。近隣の佃、豊洲、勝どき、門前仲町、晴海などからお越しいただいております。