たばこについて
喫煙で死ぬ人は年間12万9千人
多くの人がなくなっています
毎年成田市が消失する計算です
日本人の危険因子別死亡原因の第一位が喫煙であることが、朝日新聞で発表されました。
危険因子ということは、病気そのものではなく、病気の原因になりうる生活習慣ということです。
したがって、がんとか心臓病というくくりではありません。
日本人の死亡原因(2007年)
第一位 喫煙 ‥12万9千人
第二位 高血圧
第三位 運動不足
第四位 高血糖
これによれば、人口の0.1%がたばこのために死んでいるということになります。
0.1%という数字が大きいか小さいかは人によって感じ方に違いはあるでしょう。
しかし、成田市の人口ほどの人数が毎年死んでいると思えば、けして小さい数とは言えません。
平成27年5月5日のニュースによれば、誤飲事故は薬が最多になったそうですが、それまではたばこが最も多いものでした。牛乳やジュースの瓶を灰皿代わりにしていたため、牛乳やジュースだと思って子供が飲んでしまったという話もあります。最悪の場合、死にいたることもある誤飲の原因を作っているのは、ほかでもない喫煙者である親だということになるわけです。
人間が生きるうえで最大の条件である<衣・食・住>のうち、<食>を支える最も大切な「歯」の疾患を予防する意味でも、今後、日本口腔インプラント学会は、ここに「禁煙宣言」を積極的に推進していくことを宣言いたします。」
データはありませんが、喫煙者が歯を失う確率は非喫煙者に比べて数倍以上であるように感じます。虫歯や歯周病で歯をなくすというよりも、たばこでなくすと言ったほうがいいかもしれません。歯周病を引き起こす細菌は、酸素を嫌う種類の細菌です。したがって、口腔内に酸素濃度の低いたばこの煙が存在することでこういった嫌気性菌の活動が高くなるということかもしれません。
口腔粘膜は、たばこに最も近い部位です。肺や気管の前にたばこの煙に暴露されますので、より影響を受けやすいと言えるでしょう。
親がたばこを吸っていると、お子さんの歯肉に茶色い着色が見られるようになります。
更に、タバコを吸う家庭のお子さんは、そうでない家庭に比べて虫歯になる確率が2倍になるという報告もされています。
それは、歯が動きにくいということです。矯正治療ではゴムを使って歯を動かすことが多いので、たばこの影響でゴムの劣化が早まるということもあるでしょう。しかし、それ以上に歯その物が動きにくいと感じます。歯を動かすためには、骨を溶かす破骨細胞と、骨を作る骨芽細胞が働きます。これらの細胞が矯正力により活性化されて歯が動くわけですが、同じ力を加えても、その反応が悪いということです。口腔内が低酸素になるために、歯周病菌の活動が高まる可能性をかきました。それとは別に、歯周組織自体がたばこの煙の成分によりダメージを受けるのではないかと感じます。
それから、欠損歯の問題です。歯を抜くことが多い矯正治療ですが、欠損歯の存在は治療計画の幅が狭めてしまいます。ちょうど抜歯すべき歯であればいいのですが、そうでない場合の方が多いわけです。
喫煙の分析
男女別の喫煙率
タバコを吸う人は交通事故の死亡リスクも高い
こんなデータが出された。東北大学の相田潤先生の研究によるそうだ。それによると、吸わない男性の0.24に対して、1日20本未満の人で0.36、20本以上吸う人で0.32という数字になるという。1.5倍の高リスクということになる。おそらく人をひき殺すリスクも高くなるのだろう。
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