6時っていいましたよね
2025/11/14
仕事が終わって、7時過ぎに帰る途中の話である。
道端で電話をしている女性がいた。
そこそこ大きな声で、「6時っていいましたよね」となじっている。
それしか聞かなかった私には、彼女がどういう状況で、どこに電話しているのか見当もつかなかった。
ところがである。
翌日ゴルフであった友人が言う、「患者さんが来ちゃってさ」
何かと思ったら、アポイントが入っていないと思って帰ってしまったところ、そのあとから患者さんが来院したという話である。
彼の話では、予約の変更をしてくれという電話が来て、この時間なら空いてますよと言ったという。
それに対して先方がそれでいいとも何とも言わなかったために、アポ帳に記載をしなかったということらしい。
それが6時。
あまりの話の一致である。
彼のオフィスはここから随分遠いので、まさか同一の人とは思えないし、その方がわざわざ遠方から月島に来たというような感じでもなかった。
こういう行き違いは結構あるようで、こっちはいったつもりだったのに、相手はそうは取らないということはある。
私も30年以上前にそういう苦い経験をしたことがあった。
若い先生から、遊びに行ってもいいかと聞かれた時のことだ。
OO先生がいいというんだったらいいんじゃないか、といったところ、それを了解と考えた。
こちらとしては、彼らが当然その先生に聞きに行くものと思ったわけだ。
実際にそのOO先生には話が通っておらず、この先生が激怒した。
友人は謝りの電話を入れて、何とか先方も折れてくれたようである。
とはいっても、こういう行き違いによるトラブルというものは嫌なものだ。
はっきり「ほうれんそう」を徹底しなければならないのだとは30年前の教訓である。