今週になって、広告会社の電話がやけにたくさん来るようになった。年度が替わって、彼らも書き入れ時とばかりに電話攻勢に出てきたのかと思っていた。そして、そのためホームページの閲覧数が急増したのかと。

ところが、彼らの言い分が決まって、｢新しく開業された先生に・・・・・｣というものである。新しくといったって、もう2年近くたっている。何が新しいのだろうかというのがこちらの感想である。

そう思っていて、はたと気が付いた。4月から新たに保険医療機関になったのである。先天異常などの疾患による不正咬合の患者さんの矯正治療には保険が適応される。そういう患者さんがたまたま見えたので、やむなく保険医療機関の申請を出したのだ。

普通、医者にしろ歯医者にしろ保険医療機関の申請は開業と同時に行う。逆に言えば、保険医療機関に新規に登録されたところというのは、新規に開業した医院ということになる。どこかにそういう医院名の一覧が出ていて、それを見た業者が電話をかけてきているということである。

かつての経験から言えば、半分以上がホームページ関係で、そのほか電柱とか駅看板といった業者も来る。呼んだところで時間の無駄である。それ以上にお金の無駄になる。

どこの医院も、こういうつまらない電話に常にさらされているようである。受付がこういう電話を適切に処理できないと、院長はつまらないことでいらいらするばかりである。

 

 

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月島矯正歯科
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