諫早湾の干拓には、国のお金がいったいいくら投入されたか分からないが、いまだに開けろ・開けるなで裁判をしている。

開門派は、水門が降りた瞬間を、ギロチンが落ちるようだと述べる。そして、死の海が広がると喧伝する。閉門派は、諫早水害の悲惨さを言い募り、２度とあのようなことが起こらないようにという。

国は、開けないことに対する漁業保証金を払ってまで閉め続けている。裁判も、どっちにも味方するような判決が出て、何がどうなっていくのか分からない。

そもそも、はじめからの計画が無駄で間違っていたのではないかと考えられる。今まで投じてきた巨費に対して、リターンはどれほどだったのだろう。

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