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小説集 明智光秀

2019/11/12

 

12人の小説家の明智光秀を列挙したものである。菊池寛、新田次郎、岡本綺堂、山田風太郎などはよく知ったところだが、知らない作家も多いものだと思う。それぞれの作家が、それぞれの視点で光秀を捉えているのだが、「なぜ本能寺か」については、やはりよく分からないところである。

このなかで、小林恭二の書いたものが最も目を引いた。信長=ハプスブルグ家に対する、ヨーロッパ各国と日本大名とのつながりという視点である。当時の覇権国であったスペインに対して、オランダ、イギリスがその地位を奪い取る為に、日本の大名と結んで敵対するという構図であり、そこにはトルコまで加わる。どこまで正しいのか分からないが、ひとつの見方ではあろう。

源義経がモンゴルに逃げ延びたというはなし同様、光秀も実は・・・・という話は昔からある。作家も大真面目でそういうものも書いている。どこまで本当か分からない話だが、義経同様、想像すると楽しいというところだろうか。

実年齢もはっきりしない光秀だが、来年の大河ドラマという事で、今後はもっと名前が出てくるのだろう。

 

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