別役実
2020/03/11
劇作家の別役実が亡くなった。
誰だそれはという人の方が多かろうと思うが、素人芝居をやるものとしては、避けて通れない名前である。
大学1年生の時、昭和大学演劇部「劇団108」として富士吉田で上演した。
それが「ともだち」と「天才バカボンのパパなのだ」の2本である。
「ともだち」は安部公房であり、「天才バカボンのパパなのだ」が別役である。
私はバカボンのパパ役だったが、あまりに下手なのでその次はなかった。
次はなかったが、それでもあの時の自らの役には満足している。
やっぱり「役者と乞食は3日やったらやめられない」ということなのかもしれない。