1月半遅れの本能寺
2021/02/07
去年の大河ドラマが終わった。
12月半ばに行われるはずだった本能寺の変が今晩起こった。
もしこれが現実のことであれば、とっくの昔に信長は中国攻めに向かっていた。
上杉も毛利も滅ぼされていたし、長曾我部も追い詰められていただろう。
秀吉、家康の政権は生まれず、信忠・秀信親子が代わりに将軍となっていたかもしれない。
もちろん光秀も馬鹿じゃないから、だれもいないところを攻めたりはしないだろうが。
信長が生きておれば、鉄板を貼った大安宅船で世界に飛翔し、インド洋でスペインと大海戦を演じていたという人もいる。
何のためにわざわざ日本人がインド洋まで出ていくのかと言いたくなるが、スペインと闘うならそのあたりだろう。
歴史のIFはいくら言っても尽きることがない。
明智軍が一月半遅れで京都に入った歴史というものもまた見てみたいものである。