まごわやさしい
2021/06/09
桑田真澄が最近のインタビューで言っていた。
「ま」は豆類
「ご」はゴマやナッツ
「わ」はワカメなどの海藻
「や」は野菜
「さ」はさかなや貝
「し」はシイタケなどのキノコ類
「い」がイモ類
なのだそうである。
最近は、それでは子供が喜ばないので、ここに「に」の肉類を加えて、「まごにわやさしい」とするというものも紹介されている。
桑田が何を言うためにこの言葉を述べたのかわからないというか忘れた。
ここに玄米も加えたいところだが、「まごわやさしい」はもともとの日本食の基本だろうと思う。
食物繊維が多く、低カロリーでコレステロールは低そうである。
現代の日本人がこれを実践すれば、かなりの成人病は減るに違いない。
先週から私は、ぜひ大坂なおみ選手にこの食生活をしてほしいと思うのである。
彼女には日本人の血が流れているのだから、日本人が本来食べていたものを食べることが身体の健康を取り戻すことになるのではないか。
近頃は、菜食主義のアスリートが増えてきていると紹介されている。
筋肉が必要なアスリートが動物性たんぱくを取らなくても問題ないということである。
食物繊維を多くとることで、腸内細菌叢に変化が起こる。
腸という器官は、脳が発明される前に動物のホメオスタシスを担ったところであるといわれる。
さらに、第6感とか、精神的なとかいった部分で腸が関与しているのではないかという考え方はある。
そうであれば、食べるもので精神的な部分まで改善できる可能性があるということである。
戦後、栄養状態は飛躍的に改善されたといわれる。
その一方、食事による病気も増加しているといえる。
日本人には「まごわやさしい」がDNAにしみこんでいると思う。
まだ大阪選手には孫どころか子供もいないが。