日本矯正歯科学会開催
2021/11/04
今年も、矯正学会が開催された。
コロナ下であるため、ほとんどの人はウェブ視聴ではある。
昨年からそうなので慣れてきた。
慣れてしまうと、かえって便利さの方が勝るような気がしている。
9時から始まるセッションに9時になんていたことがない。
大体、主催者側もそれは承知していて、朝一にはそれほど重要なものは持ってこない。
今朝の朝一は昭和大学の二木教授がコロナの話をした。
主管がうちの大学だったからだろう。
84歳の矯正界の大先生が、ちょっとぼけたような話をしていた。
その大先生は、インビザラインは欧米人には合うけれども、日本人には合わないといった。
年々、矯正治療の不満を持った人が増えてくるだろうと。
去年は32%、今年は40%で、来年はこれが50%になるのではないかという話であった。
そのほとんどがインビザラインであるとすると、世の中の「矯正治療」はほとんど信頼されないレベルということになる。
その後のセッションで「30年後の矯正は」なんて言っていた。
そのころは、今より治療は進歩しているだろうか。