109歳か

寒中見舞いが来た。

喪中の相手に出してしまったようだ。

喪中はがきが来たのに気づかずに出してしまったのかもしれない。

109歳で亡くなりましたと書かれている。

90代はよく見るけれども、さすがに100歳を超えた方というのはめったに聞かない。

敬老の日近辺では、よくそういった話題が出た。

この間も書いたが、100歳を超える人は今や8万人以上いらっしゃるそうだ。

敬老の日ができたのは1966年だという。

それ以前に老人福祉法が制定された1963年の時点では153人しかいなかったそうである。

60年で60倍近くになった計算だ。

うれしいような恐ろしいような気がする数字である。

109歳まで生きている元気はないだろうと思う。

それでも、なるべく長生きしたいと思うのは、老後を知らない今だから言えることか。