今ここで関東大震災が起きたら

関東大震災100年で、今朝の朝ドラでも震災のシーンだった。

我々が子供のころから、もう来る、もう来るといわれて40年たった。

40年来ないものは来ないなどということは全くなく、逆にそのエネルギーは40年分たまっている。

そこで、路地を歩きながらそう感じたのだ。

もしここであの揺れが来たら、両側の家が倒れてくるのではないか。

そうなったら、なすすべなく建物の下敷きになるのではないか。

100年前の震災では、火事でたくさんの方がなくなったという。

それは、阪神大震災の時も同じである。

この100年で東京の家屋事情もだいぶ変わった。

変わったとはいえまだこの辺りには長屋があり、木造家屋の密集地ともいえる。

大地震が来れば、かなりの火災は起こるだろうし、倒壊も起こるだろう。

ぼーっと歩いていると、気がついたら建物の下で、やがて火災で焼け死ぬことになるのかもしれない。