梅雨入り
2024/06/23
遅いといわれていた梅雨に、21日にやっと関東地方が入ったそうだ。
例年より15日、昨年より23日遅いと出ている。
ずいぶんと待ちわびた梅雨入りといった感じがする。
一般的に梅雨といえば、いやな季節というのが一般的である。
じめじめしているとか、カビが生えやすいとか、洗濯物が乾かないとか。
確かにそうではある。
とはいえ、これまで連日30度の夏日が続き、このまま8月になるなら、いったい何度になるのか。
そう思うと、梅雨という「さし水」が入る日本の気候は、いわれるほど悪くないと考えている。
梅雨は、入る時期が遅くても、出る時期は変わらないという説明である。
しかも、期間が長くても短くても降る量としてはそれほど違いがないとも。
つまり、梅雨入りが遅いほど集中豪雨になりやすいということであるようだ。
そういった意味で考えると、今年降る雨は例年より相当苛烈になるということになる。
何年か前に、関東地方でも河川が氾濫を起こした。
また、そんなニュースを聞くようになるのか。
風情のある梅雨というものは、21世紀には望めないのだろうか。