バスのボタンは押したくない。

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バスのボタンは押したくない。

2024/11/26

学生のころは毎日バスに乗ったものだが、最近はその頻度はめっきり減った。

それでも実家に帰る時など、たまには乗ることもある。

その際感じるのが、できれば降車ボタンを押したくないということだ。

なんでなんだろうと思ったのだが、押すのが面倒くさい、というわけでもない。

子供はむしろ喜んで押したがる。

ピンポンという音が出るのがうれしいということと、自分が押したボタンでバスという乗り物が止まるからであろう。

一方、年を取ってきてこれがおっくうになるのはどういうわけか。

おっくうだということももちろんある。

しかし、もしも私以外の人が下りないのであれば、おりるのを急ぐ必要が生じる。

さらに、私が降りるということは、ほかの人を待たせるということでもある。

先日、一緒に乗った仕事先のスタッフにその話をしたら、その方もやっぱり似たようなことをいっていた。 

12月に入って、何となくせわしない気がする。

なかなか来ないエレベーターを待つのと同様、人がバスから降りるのに付き合わされるのは、やっぱりいやかな。