小淵沢でワインを買うのはやめよう
2025/06/24
遊びに行った帰りに、電車を待つ時間が長くて、お土産にワインでもと買い求めた。
いつもは日本酒を買うのだが、たまにはワインにしようということである。
プチプチに包んでもらって、レジ袋に入れて渡された。
待合室に入って、荷物をかばんにしまおうと思った瞬間である。
突然、赤くて細長い布が風でひらひらと飛んできた。
実は、最近のはやりか、待合室の外にピアノが置いてあって、さっきまで誰かが弾いていたのだ。
鍵盤を保護するための布だから、ちゃんとかけておいてやろうと、つまらない仏心を出したのが間違いだった。
手に持っていた土産袋を地面において、布を拾おうとした瞬間に、ビンが倒れて、パリンという音を立てた。
実は、プチプチが撒いてあるから、仮に倒れても割れることはなかろうと踏んだのだ。
ところが、どうも瓶の細い部分にまではこれがまかれておらず、しかも底の部分には巻かれていたおかげで安定が悪く、一人で立っていられなかったのだ。
結構危険な割れ方をしていて、ここから直接飲むというわけにはいかない。
どうしたものかと思案していたところ、ちょうどもっていたマイボトルに入れればいいと気が付いた。
3分の1ほどは地面に飲ませてしまったが、半分以上は回収しただろう。
ずいぶん、高いワインになってしまったが、家に持ち帰って翌日いただいた。
なんだか、微妙な味だった。