菜種梅雨

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菜種梅雨

2026/03/26

昨日も今日も雨が降る。

この時期の長雨を菜種梅雨と呼ぶのだそうだ。

菜の花が咲くころの雨ということで、さくら梅雨ではない。

一方の桜は、開花宣言から1週間ほどたって、満開宣言はいつかというところに関心が移る。

なんだか、這えば立て、立てば歩めの親心に似ている気もする。

せっかちだという言い方もできるかもしれない。

本当を言えば、もう少しゆっくり咲いてゆっくり楽しませてほしい。

だから気がせくし、心もそぞろになるといわれるゆえんだろう。

たえて桜のなかりせばってやつだな。

東京の桜の標本木は靖国神社の門の前にあるとかいう話である。

「靖国で会おう」といった若者たちは、この桜を見たことがあるのか。

そんなことなしにのほほんと桜を見物できる日本に生まれてよかったと思いたい。