焼け石に水

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焼け石に水

2026/04/25

去年も、同じ表題で書いた気がする。

あの時は大船渡であったか。

今度は大槌町であるそうだ。

大船渡から近いのか遠いのかよく分からない。

東京から見れば、同じ東北の岩手県である。

地形も似ているような気がするから、山火事が起こりやすいのかもしれない。

実際、今回の町の人の声でも、何度か山火事は起こっているようでもある。

山火事は通常の街中と違って、消防車が何台も集まって消火をするということが困難である。

それは、現場が山の中だということと、広範囲に渡っているということがあげられる。

消防団は、山の中に入っても水もかけられず、足元の火を手作業でくいとめるというぐらいしかできないようだ。

勢い、自衛隊のヘリコプターによる放水に頼ることになるようである。

これすら、どう見ても焼け石に水という印象はいなめない。

あれだって、水の量からすれば、お風呂桶で何倍もあるはずである。

それが焼け石に水に見えるのだから、山火事の勢いはすさまじいといえる。

結局、燃え切るまで待つしかないというのが実際のところなのだろう。

火を見るより明らかという言葉がある。

中国の「書経」が出典だと出てくる。

この「火」が山火事のことを指しているのではないのか、とふと思う。

そして、そんなに明らかなのに、たき火やたばこの不始末などで山火事を起こすことが多いと聞くと、なんでと思う。

人は避難できるが、家まで避難するわけにはいかない。

家のそばまで火が迫っているお宅は気が気ではないだろう。

一日も早く鎮火してもらいたいものである。