中国の銀行
2015/06/02
中国が、アジア開発銀行のようなものを作ろうとしている。アジアインフラ投資銀行という。そこにイギリスが参加を表明したと思ったら、フランスやイタリアもこの動きに追随した。オーストラリアなども参加をしそうな勢いだというから、まだまだ追随する動きは続くものとみられる。アジアでのインフラ投資は数百兆円とも言われる。今回のこの銀行は、その数百兆円の投資を中国が中心になって獲得していくということになる。参加を表明した国は、そのおこぼれにあずかろうというつもりもあるだろう。
アメリカはこの銀行への参加を見送るようにという要請を行ってきたという。それが、日本以外の国はアメリカのいうことなど聞かずに続々と参加するようなことになれば、アメリカの面目は丸潰れであり、世界におけるアメリカという国の存在感はどんどん小さくなる。これで、韓国までここに参加するということになれば、オバマ外交はほとんど崩壊状態であるということがはっきりしてしまうことになる。
アジア開発銀行は、発足以来ずっと日本人の理事長が独占してきた。アジアインフラ投資銀行は、当然中国人が理事長を独占するだろう。そして、中国の投資戦略の先兵となって、アジア中の投資案件に手を出していくに違いない。日米の存在感が薄れ、ますます中国の存在感が高まるということだ。
日本のインフラ輸出といえば、新幹線だろう。まだ台湾でしか走っていないのが残念だ。アメリカ全土で新幹線網が張り巡らされるような日は来ないのだろうか。
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