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36兆円

2015/06/02

20120613_2105457ギリシャが、ドイツに対して戦後賠償を求めてこれぐらいという金額を出したというような話が伝わっている。今さらという気がしないでもないし、1960年に1億マルク以上払ったドイツにとって、もう終わった話でしょうという言葉が聞こえてくるようでもある。ただ、日本人にとっては、韓国が従軍慰安婦問題を持ち出して、さらに金を払えといっている姿とダブる。ギリシャ人がヨーロッパで嫌われているという話がわかるような気がした。

ギリシャ人と言えば、ジャクリーヌ・オナシスの旦那が思い浮かぶ。海運王と呼ばれたこの人が、アメリカの大統領の元夫人と結婚したということは、我々日本人にとってはあまりピンとは来ない話ではあった。日本人は、二夫にまみえずという言葉に反することだとは思っても、ギリシャ人が相手ということにはあまり気にならない。だが、欧米の人からすると、そうではなかったようだ。塩野七生は、ギリシャ人は議論ばかりしていてまとまらない民族だというようなことを書いている。一方、司馬遼太郎は、熊本の人たちが論多く実少ないというようなことを引用している。ただし、だからと言って熊本の人たちが何かよくないとは書いていない。そこはギリシャ人とは違う。

先日、日本にやってきたメルケル首相がこちらが何も言わないにもかかわらず、慰安婦問題について、「きちんと解決したほうがいい」というようなことを岡田党首に言ったという。とんでもないことを言うと思ったが、即座に「そんなことは言っていない」と国をあげて否定したとも言われる。韓国からのよほどのアプローチがあったに違いない。36兆円という金額をもしもギリシャから要求されているのであれば、「今まで真摯に対応してきたし、これからもそうしていく」という立場を取るドイツ政府は、それを払うのだろうか。少なくとも、今になって日本でみずからのべた言葉を悔んでいるに違いない。

 

 

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