乱高下は続くのか
2015/08/26
中国発の株価の暴落は、今日も大きく日経平均を動かした。一時は昨日の安値も下回ったから、ヒヤッとしてみていた人も多かったはずだ。昨晩は中国が利下げを発表して、海外市場ではこれを好感する買いがずいぶん入っていた。
それにしても良く下げた。直近高値から見れば、3000円も下がっている。率にすれば15%という下げだ。このまま推移するなら、8月はリーマンショックのときと同じぐらいの大陰線で引けるということになる。残り3日あるが、まああまり期待はできない。大きく戻しても再び売られる危険性は高い。みなそう思っているから、相場が落ち着くまではなかなか腰の入った買いにならない。
発端は中国の景気の減速なのだが、これにアメリカの9月利下げが遠のいたというよりなくなったということによる円高も大きく絡んでいる。中国は7%程度の成長がなければ困るという話になっている。それが5%も行かないだろうというのが民間シンクタンクが発表した数字であるらしい。もともと、政府の発表する数字はどこまで正しいのかなどといわれている国だけに、何を信じればいいのかも分からないところもあった。
ここまで、爆買いといって中国一人がものを買ってきていたところがある。おかげで資源価格が暴騰していた。それがなくなってきたおかげで世の中ずいぶんと落ち着いてきたようにも思う。だが、株価暴落の買い支えに続く人民元の切り下げは世界に冷や水を浴びせた形になった。もともと高かったのだから仕方が無いという指摘はある。だが、国が恣意的に為替レートをいじるというのは、その国を本当に信じていいのかという不安を抱かせるに十分である。
昨日は1000円近く下げたところから300円近く高い場面があって、その後再び売られての900円近い下げだった。まさにジェットコースターのようであった。きょうも、100円近く下げる場面があった後、600円以上のあげである。これでは売っても買っても恐ろしくて見ていられないだろう。
下げれば上がりあげれば下がる。今日は大きく上がったが、明日はどうなる。まだまだ波乱は続くだろう。さて、明日はどっちに動くかな。
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