パックリ開いた赤い口
2015/09/20
月島ではしばしば露店が出る。ここで子供に人気なのが生き物を釣るというやつだ。そのほとんどがかめで、男の子のいるうちには大抵カメの1匹や2匹はいるのではないかとさえ思う。我が家もそうである。
カメのえさは固形の丸薬のようなもので、これを何粒かぽろぽろと入れる。すると、カメは大きな口をあけてこれをパクっと食べる。このぱっくり開いた赤い口がとても不気味である。
「赤」という色は危険な色ということになっている。だからこそ信号も赤は止まれである。ではなぜ赤が危険なのかといわれれば、多くの人はそれは血の色だからと答えるだろう。そうかもしれない。だが、自ら血を流してもそれ自体身の危険を知らせるものではない。赤い色を見て思わず身を翻さなければならない状況ということで考えれば、それは猛獣に食べられようとしている時ではないか。
大きく開かれた口で思い浮かぶのは、映画の「ジョーズ」である。だが、あれはあまり色の上での恐怖感はない。もしもジョーズの口の中が真っ赤に燃えていたとすれば、本当に戦慄を覚えるに違いない。
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月島矯正歯科
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