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ユニットにもいろいろある

2015/10/09

歯医者のいすのことをユニットという。短針やミラーなどを乗せるブランケット、モーターやタービンを乗せるインスツルメントハンガー、うがいをするスピットン、水道の栓などが入っているジャンクションボックスといったようなもろもろのものが集まってあのいすができている。その為、ユニットという言葉が用いられるものと思われる。

日本のメーカーは主に3社。モリタ、ヨシダ,オサダという漢字で書くと兄弟のような会社で、本社もみな上野近辺にあるらしい。その他にも国産メーカーはあるし、舶来ものもたくさんあるらしい。但し、舶来物は高いのであまり普及はしていないようだ。

何件か外回りをしている私は、何種類かのユニットを使うことになる。すると、どうしても使い慣れない分戸惑うことも多い。毎日使っていればいいのだが、月に1回しか使わないと、何がどこにあったのかを忘れてしまうのである。最も困るのが、マイクロモーターで注水をするかしないかで、しないつもりでまわすと水が出てくる。研磨剤を使って表面を滑沢にする際、水が出ては具合が悪いのだ。

普通、1台数百万円するものである。舶来ものは1000万円を超えるものもある。そんな高いいすを使っているにもかかわらず、座っただけの「再診料」というものは、お医者と比べると安い。それが悔しいと、前の院長はしばしば言っていた。歯医者というものは設備投資産業であるのだから、仕方が無い。

われわれが仕事をする上で、ユニットが無いわけには行かない。文句を言いながらでも、かわいがってやらなければならない相棒ということになろうか。12GC10949_01_880x660

 

 

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