屋形船もいい
2015/10/23
隅田川沿いを歩いていると、屋形舟が通る。シーズンがいつなのか知らないが、この時期は暑くもなく寒くもないので、屋形船に乗るのには最適だろう。秋晴れの日が多くて、夜景もきれいに見える。赤い提灯をたくさんつけた船を岸から見ているだけで楽しそうだ。
暗い川の上に浮かぶ華やかな船を見ながら、忘年会をあそこでやるのもいいななどと考えた。将棋部の忘年会というものを毎年行っている。このところ、比較的下町の歴史のある町で行うことが多い。ならば、屋形船もいいのではないのかと思ったわけだ。
問題もある。船であるからには、出発時間が決まっている。それに間に合わなければ置いてけぼりを食らう。「あとから行くから先にやってて」というわけにはいかない。幹事として、来ない人を待つというのは結構つらいものである。また、最少催行人数というものもある。20人以上とか書かれている場合が多い。将棋部は最高でも8人程度しかいないので、これでは到底無理だ。加えて、このところの忘年会はどういうわけか予算が低い。大の大人が5000円かそこらで飲んで食べるというようなことになっている。ところが、船であるからには1人10000円ということになっている。昼なら5000円なのだが、さすがに昼からやろうというやつもいまい。
最大のネックは人数だろう。20人以上集めるとなると、どこか違う人たちを連れてこなければならない。高校の将棋部なのだから、高校のクラスのやつとか、卓球部のやつとか、そんな人を連れてきて、寄り合いのパーティー状態にすればだが、まあそういうことは不可能だろう。大体、卓球部を入れても15人ぐらいにしかならない。家族も連れてきてくださいなんて話になったら、1家族で3万か4万にもなってしまう。たかが忘年会でそんなに払いたくないだろう。
はじめて屋形船に乗ったのは、やはり12月だった。船の中は温かかったが、ちょっと外に出ると寒いので、景色なんか見る余裕はなかった。やっぱり将棋部の忘年会に屋形船は無理だろうな。どうして忘年会の時期は寒いのかね。
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