セミナー
2015/11/06
11月5日は東京矯正学会の秋季セミナー。外科矯正の話で、3人がまったく異なる話をした。1人目は外科的処置・非外科的処置の区別をするための指標について。2人目は手術を行う上での目標の立て方。そして、3人目は術後の安定性について。前、中、後ということだ。
矯正科医は手術を行わないので、口腔外科か形成外科にお願いする。本セミナーでは、形成外科の先生の講演で、そのあたりのところ、もしかしたら口腔外科とは若干の違いがあるのかもしれない。もちろん、外科医一人ひとりに自分なりの手術のアプローチの仕方があろうから、3人連れてくれば、3人とも言う事は多少違っているはずだ。
手術になるならないの目安はWits Appraisalがもっとも有用だというのがはじめの人の結論。3人目の先生は、手術後後戻りが初期に起こるものは、長期的にも後戻りが起こるというようなことをいっていた。まあ、当たり前といえば当たり前のような話ではある。
矯正科の二人の仕事は、昔は誰もがやるような仕事なので、あまり面白いという内容ではない。やはり、外科処置のようなダイナミックな治療を見るほうが断然楽しい。まあ、やってる側からすればこれはひとつの自慢のようなものでもある。銀座で開業しているというから、まさに宣伝だったといえよう。どこかの先生とタイアップもしていて、その関係で呼ばれたのだろう。
セミナーのあとは、当然のごとく街に繰り出した。本当はそっちのほうが目的だったりして。
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月島矯正歯科
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