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なぜ時代劇は滅びるのか

2016/01/05

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かつて、時代劇は毎日放送されていた。それがいまや時代劇といわれるものは固定枠ではなくなった。単発のスペシャルで年に何回か作られるだけである。また、最近の時代劇はつまらなくなったといわれる。作られないものがつまらないもくそも無いのだが、各局で作られたこの10年ほどの時代劇は確かに面白さにかけた。それはなぜかということだ。

簡単に言えば、時代劇にはスポンサーが付かないからだと言う事になるようだ。バブル崩壊でわが国の企業は大きなダメージを負った。そのため、無駄なお金を使わないようになってしまった。かつては高い視聴率を誇っていた時代劇も、見る人の年代がものを買わない年寄りであるということが分かった段階で、スポンサーが付きにくくなったのだそうだ。

スポンサーが付かなくなったことで、予算が削られ、安易なものが多く作られるようになった。当然そこでは人を育てる人もおらず、人も育たず、設備その他も縮小されざるを得なくなった。これではいいものができるわけが無い。時代劇衰退のスパイラルである。

だが、思えばこれは単に時代劇に限ったことではないようだ。今のテレビを見れば、いかにも低予算で安易な番組ばかりになった。安い海外ドラマばかりを流していることでも分かるように、もはやテレビ局は自社の地上放送枠を埋めるのにも四苦八苦しているようである。これではいい時代劇どころかいいドラマすらできては来ないだろう。

時代劇は死んだといわれるが、もはやテレビは死んだといった方がいいのかもしれない。

 

 

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