中央区の建物の32%が築30年以上
2016/01/20
区議会議員選挙が近いのか、区議からのはがきが入っていた。その中で書かれていたのが、区内の建物の老朽化ということで、32%が築30年以上ということのようです。
ところで、この方の資料を見ていますと、大部分は昭和61年から平成7年までの10年ほどで作られたということがわかります。それはどういう時期かといえば、もちろんバブルの時期でもありますが、同時に現矢田区長が登場した時期でもあるわけです。公共事業で金を使うということは、区内の景気にどれほど効果があったか不明ですが、史上最長の区長を作る上での効果は大きかったものと思われます。
矢田区長が登場した昭和62年4月からまもなく30年になります。この30年で人口も増え、また銀座のみならずこの月島にまで観光客が来るようになりました。これも矢田区長の成果といえましょう。勝どきと門前仲町の間で沈下していた月島というところが下町の観光地として脚光を浴びるようになったのは、矢田区長の功績中の功績といってもいいでしょう。
一方、「築30年以上の建物」がもしも改築しなければならないのであれば、これから10年で相当の数の改築しなければならない建物が出てくる計算になります。はがきでも、これらの改築時期が課題と書かれていますから、そのときに区の財政がどうなるのかというのは、頭の痛いところなのかもしれません。
維持管理と改修に金がかかる時代といわれています。これからは新たな公共物を作るほうにはお金が回ってこないということになります。高度成長、スクラップアンドビルドの時代から、あるものをどう生かすかという時代に変わりつつあるようです。
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