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光害

2016/06/22

光の害と書いて「こうがい」というらしい。人口の光によって障害が起こるということであるそうだ。日本では天の川を肉眼で見ることのできるところはほとんどないらしい。確かに天の川というものは人間が肉眼で見ることができないものだと思っている。だが、江戸時代には当然肉眼で見ることができたはずだし、われわれが子供のころに田舎に行けば見えていたはずだ。それがいまでは真夜中でも煌々とと点る電灯のおかげでみることができなくなっているのだ。

光は人の生活リズムを作るといわれる。本来人は25時間周期で生活するようにできているのだという。それが、朝日によって毎日リセットされるという。これが毎晩のまぶしい光のおかげで狂ってしまう人がいるということにもなるのだという。

田舎に行くと、蛾などの虫を集める電灯がある。集まってきた虫が高電圧の電線に触れるとバチッといって殺すというものであるようだ。わざわざ殺されに集まってくるとは、まったく飛んで火に入る夏の虫である。と、いつも思う。だが良く考えてみれば、われわれ人間も似たような行動をとっている。冬のイルミネーションと称するものには大勢の人が集まる。真夜中のネオンの町にも人は繰り出す。

光には動物にとって抗し難い魅力があるのだろう。光が神の象徴であるのも分かるような気がする。

 

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