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今村という苗字でよかった

2017/04/30

私は今村という苗字である。私の祖母が、祖父の実家の話をするのと聞いたことがあるので、おそらく曾祖父母までは今村であったのだろうと思う。それより前がどうだったのかは定かではない。大体の日本人は明治維新以降に苗字を付けた。したがって、私の苗字も明治以降についたものに違いあるまいと思う。おそらく、それまでは「OO村のXXベエ」とでも呼ばれていたに違いない。

「今村」という苗字は北九州と富山に多いのだという。私の曾祖父母の家は鹿児島なので、北九州には近いといえば近い。誰かの小説を読んでいたら、越前朝倉の家臣の今村掃部という名前が出てきたから、富山辺りの今村さんは朝倉家滅亡後にその子孫が移り住んだのではないのかと思っている。北九州と今村掃部とはどちらが古いのかは分からない。

古い話ではなくて今の話である。今村大臣が今週になって辞めたというニュースが毎日のように流れる。別にうちの親類というわけではない。わけではないが、100代ぐらいさかのぼればぶち当たるのかもしれないし、水飲み百姓であっただろううちの先祖とは全く縁もゆかりもないのかもしれない。どちらにしろ、今では知り合いではないということだ。

そんな苗字ではあるが、20年以上前に家内が姓名判断をしてもらったことがある。そのとき同時に家内の知人のもやってもらったそうだ。するとその先生曰く「顔を見るのもいやだ」といったそうだ。それに引き換えうちの苗字は、子供も生まれるし幸せな子供になるというありがたい占いであった。実際、子供は二人生まれた。

苗字や名前など人間があとから勝手につけたものではある。だが、そのおかげで幸せになったのだとすれば、それはよかったということになる。たかが占いだろうと思ってしまえばそれまでだが、いいことは何となく信じてみたくなるものでもある。こうやって人は騙されるのでもあろう。

それはそれとして、くだんの大臣の眉毛を見ていたら、大伯父に顔つきが似ているような気がしてきた。やっぱり100代ぐらい前には同じ先祖が出てくるのかもしれない。

 

 

 

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