二人の弘志
2017/08/25
父の親類に(ということは私の親類ということでもあるが)鹿児島の白水館をやっていた下竹原弘志という人がいた。鹿児島県の産業振興などにも尽力した人で、時々テレビなどにも出ていた。幻の焼酎といわれる「森伊蔵」も、つぶれかけていた酒造を彼が買い取って育てたブランドである。
戦後のある時期、父と二人でヤミ屋のようなこともしていたことがあるという。私の父には商売の才能はないから、ただの使いっ走りだったのだろうと思う。何を売っていたのか知らないが、大八車を押して物を運んでいたようだ。
一方、父の陸士の同期に梶山静六がいた。武運つたなく総理にはならなかったが、「凡人・軍人・変人」という名せりふで歴史に名を残した。(名を残したのは田中真紀子だが)
今回、その息子が大臣になった。今朝のテレビに出ていた。何の大臣なのかも知らないが、その名前が「弘志」。すでに6回の当選だから、名前も知っていたはずだが、大臣になってはじめて知ったようなわけである。
まさか、下竹原弘志の名前からとったわけでもあるまい。単に二人が父親の知り合いというだけのことでついつい結び付けてしまった。
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