豊洲+晴海=豊海
2018/06/05
有楽町線で月島の次は豊洲である。おばに言わせれば、今の豊洲の交差点から先は海だったのだそうだ。もう70年近く前の話であろう。もっとも、どこから先が海といったか、聞いてもよく分からないところもあるし、だからこそいいかげんでもある。
一方、月島矯正の先には晴海がある。子供が通った月島第三小学校は晴海小学校と呼んでもいいのではないかとも思うが、そうは呼ばないらしい。月島にある小学校は1つだけだが、二小も三小もみな月島が付いている。ならば佃島小学校も月島第四小学校でもいいではないかという気もする。豊美に小学校ができたらどうするのだろう。と思ったら、すでに豊海小学校は存在していた。
月島の先は勝どきがあり、勝どきの先は豊海だ。豊海という名前は豊洲と晴海をたして2で割った名前である。おそらく、この地名をつけるに当たって、そのように考えた人がいたに違いないと勝手に想像する。
そもそもこのあたりは月島を含めてみな埋立地である。江戸時代からゴミ捨て場だったところで、初めからあったのは佃島だけだと聞く。佃島だけは、人足寄せ場があったということで、れっきとした島だったらしい。
ただの埋立地だった頃には単に番号が振られていただけだったようである。今でも、14号地などという名称を見ることがあるが、1号地も当然あったはずである。順番からすれば、1号地は月島1丁目ということになるが。
位置的に考えて、豊海という地名がもっとも遅くつけられて物ではないかと思われる。すでにあった豊洲と晴海から1文字ずつ持ってきてつけたと考えるとなんとも安直にも思える。だが、「豊かな海」というのはなかなかいい名前でもある。おそらくその地名をつけた人もそう考えたのだろう。
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月島矯正歯科
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