絵画との対話
2019/05/27
竹橋の近代美術館はよく行くところである。
特別展は福沢一郎で、若い頃の彼は同時にやっていた杉浦非水とは同時代ということもあり、通じるものを感じた。
常設展示のほうでは、絵を前にして多くの人達とその絵に対して意見を言い合うというイベントを行っていた。
「何が見えますか」という発問に対して、船とか人とか原爆の雲とか、いろいろと一人では気づかないことを多くの人が言い合う。
答えがあるわけではないが、そうやって行くうちに徐々に作者の意図というものが見えてくるという企画である。
はじめの2つの作品で、「実はこれはある事件について描かれた絵です」という解説があって、第五福竜丸と南京爆撃機墜落の話。
そうであるなら、3つ目も何らかの事件についてを描いたものかと思ったのだが、単純に若い画学生浅原清隆の不安感という解説である。
前二つの「事件」の流れで行けば、通州事件かと思ったのだが。
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