マスク「緊急入荷」
2020/05/15
マスクが並んでいるというニュースを見るようになった。
高いから買わないけれどもフジマートですらマスクを売っている。
今までほとんど店頭に並ばなかったのは、中国政府が買い占めていたせいである。
それまでは、1箱500円か1000円で買えた。
それが4000円、5000円という値段がつくようになって、中国国内で我も我もと作り始めたのであろう。
4000円程度で売っているものの仕入れ値は3000円ぐらいだろう。
それが、本来の500円1000円という値段で売られるようになれば当然売れない。
どうせ製造原価は1箱数十円というところか。
そういった製品が流入するようになれば、値崩れを起こさないわけにはいかない。
高値掴みした粗悪品は慌てて損きりせざるを得ないだろうし、そのための表題のチラシと考える。
しかし、これがワクチンとなるとそうは簡単ではない。
薬の開発には巨額の開発資金がかかるうえ、設備投資も莫大であろう。
それが在庫の山になるのであれば、初めから作らない方がいい。
開発から承認まで、半年はかかるようである。
それまでに収束してしまってはただ在庫の山を作るだけのことである。
収束していようがいまいが政府が全量買い上げるということでもなければなかなか開発しないだろう。
来年もオリンピックは怪しいと思われるようになってきた。
薬の開発はいつのことになるだろうか。