川崎病
2020/06/10
新型コロナウィルスの症状が川崎病に似ている部分があるといわれている。
しばしば誤解される川崎病は、川崎市でおこる病気ではない。
川崎富作先生が発見した病気であるためこの名称がついた。
くしくもその川崎先生がなくなったというニュースがあった。
95歳だったという。
我々歯科の分野では、いちご舌という症状が特徴的な疾患と言われている。
コロナウィルスでいちご舌が生じるという話はまだ聞いていないが、もしかしたら起こっているのかもしれない。
川崎病はいまだに原因はわかっていない。
コロナウィルスで似たような症状が出るのであれば、似たようなところに影響を及ぼすファクターが関与しているのだろう。
科学、就中医学は進んだと考えられている。
原因がわかっていてもコロナを治療することは今の段階ではできない。
まして、原因すらわかっていない疾患もある。
川崎先生はどういう思いを持ちながら旅だったのだろう。