半夏生の日
2020/07/02
今年もいつの間にか7月に入った。
ちょど半分終わった計算である。
7月1日は半夏生の日ということで、福井では焼サバを食べるのだという。
田植えが終わったこの時期に、お殿様が農民をねぎらって出したものだそうだ。
半夏生という名前の植物はこの時期よく見るものである。
葉の半分が白く、まるでお化粧をしているようである。
したがって、「半化粧」が転じたものだろうと想像している。
まだ梅雨のこの時期に、純白なこの葉を見ると、どことなく涼しさを感じるものである。
夏の前の一服の清涼剤といった感じがするのである。