過ちは繰り返しませんから
2020/08/06
今年もまた8月6日が来た。
暑い中、記念式典が開催された。
コロナのおかげで例年に比べて10分の1の人しか参加できなかったそうである。
時代の流れであり、歴史の一部分でもある。
そして、「過ちは繰り返しませぬから」の碑を見る。
1952年に広島大学の雑賀忠義教授が撰文揮毫したと書かれている。
この言葉の違和感は毎年感じるものだが、父親をピストルで撃ち殺された息子が述べたと思えば、明らかだろう。
あれから75年間、日本は戦争に巻き込まれずに来た。
我々はまれにみる平和な時代に生きていることは確かである。
これが75年続いたからと言って76年続くという保証はない。
多くの先人に感謝すべきなのだろう。