大学生は最も信用されていない人種か
2020/08/26
天理大学のラグビー部でコロナの集団感染が発覚したとたん、「天理大学お断り」となってからまだ間もない。
ちょっと前には京都の大学が似たような状況に陥った。
そうでなくとも、高校までは普通に授業を行っているにもかかわらず、大学はいまだにである。
これは、よほど大学生というものが世間から信用されていないということになるのだろう。
小学校・中学校はほとんどの人は地元から出ない。
高校になって初めて地元から他地域の学校に通うようになったという人が多いのではないか。
もちろん、昨今では中学校に入ると他地域に行く人も増えた。
だが、それでも学校と自宅の間の往復のみである。
一方、大学に入ると途端に大人と同じような行動を始める。
私の経験であればそうだった。
最近では、20歳以下の学生の飲酒はご法度ということがかなり厳しくなってきた。
クラブの飲み会でも公式の会であれば、そこのところは厳格に運用されている。
(もっとも、最近の学生さんはもともとお酒を飲まないが)
カラオケ店に入っても学生証で一人でも未成年がいれば酒は出ない。
ただそれもクラブのようなちゃんとした組織での場合であって、友達同士の場合はその限りではないだろう。
そういう判断があるため、大学はいまだに授業を再開していないのだろうと思う。
いや、あったというべきか。
生まれて初めてうちの息子が大学というところに行った。
いつまで続くかわからないが、やっと始まったというところだ。
大学生もいよいよ普通の人並みに扱われるようになるのだろうか。