紹介状
2020/09/02
アルバイト先で、紹介状を書いてくれと言われた。
前に来ていた先生が治療を終えた患者さんが再治療をしたいということで、近所の先生を紹介してほしいということであった。
そのため、その方の近くの医局の大先輩にお願いした。
大学に相談に来られる方は、診療時間に合わないからということで紹介状を書くことがよくあった。
ただし、どれだけの人が行っているのかはわからない。
当院にも、近所の先生から「患者さんを送るのでよろしく」という連絡が来ることがあるのだけれども、なかなかお見えにならない。
患者さんは行っていないのだとしても、紹介状を書いた方は「自分は紹介した」と思っている。
一方、紹介された側は来ていないのだから前医にあいさつすることはない、というよりあいさつのしようがない。
すると、「あいつはけしからんやつだ」ということになりかねない。
世の中というものは、こういう思い違いが思わぬトラブルを起こしているのかもしれない。
ちなみに、保険の点数からいえば紹介状は1通250点か500点、すなわち2500円か5000円ということだそうだ。
1通3000円ぐらいいただいても、ばちは当たらないということか。