石破茂

安倍総理退陣表明から、後継レースがヒートアップしている。

その中の台風の目と言われるのが石破茂だろう。

ずいぶん前に、泉麻人が「同級生が防衛大臣になった」と書いていた。

てっきり、麻布高校の同級生だと思っていたら、慶応大学だった。

どこから麻布高校が出てきたのだろう。

それは置いておいて、この人が国民の人気ナンバーワンなのだそうだ。

ちょっと前までは、こわもてで何を考えているのかわからないといわれていた。

その声を聴いたのか、バラエティー番組などで顔を見ることが増えた気がする。

安倍総理より、憲法改正に対する気持ちは強いという。

かつて、平時の羽田、乱世の小沢、大乱世の梶山と金丸副総理は言った。

これを現在に置き換えれば、平時の岸田、乱世の石破、大乱世の菅ではないかという人もいた。

金丸副総理の気持ちとしては、政治に平時も大乱世もないのだから、小沢と言いたかったのだという説明がある。

現実には、小沢一郎は決して総理になることはなかった。

同じことが石破茂なのかもしれない。

日本はバブルと言われた時期から30年の空白の時代と言われ、それはさらにまだ20年か30年続くという人もいる。

一刻も早くそこから脱却してほしい。

それが日本人の共通の願いだ。