「#菅ヤメロ」はケータイ会社だろ
2020/09/15
今朝のテレビを見ていたら、「#菅ヤメロ」というものが話題になっていると紹介していた。
まだ総裁選で当選する前からあるようなので、官房長官時代の業績に対する批判と考えられる。
官房長官として何をやったのか。
それは、携帯料金の引き下げ要求であり、総理への就任が確実視されてから携帯3会社の株価が下がっている。
つまり、菅総理が就任すれば、料金の引き下げにより携帯電話会社の収益が悪化するということだ。
誰も下げてくれと言っているわけでもないのだから、菅のパフォーマンスだと携帯電話会社の社員が考えたとしてもおかしくない。
だが、この20年、我々の支出面で携帯料金は突出してきた。
何しろ、30年前にはなかったものである。
大手3社の売上高を合計すれば、ホンダの売り上げを優に超える。
給料が増えていないのだから、既存のマーケットからこの分の需要が消えたということと同じである。
当然ほかのものが買われなくなった。
携帯料金が下がれば、その分がほかの産業を潤すということになる。
菅「官房長官」はそう考えたかもしれない。
しかし、これは携帯会社からすれば困ったことだろう。
社員にすれば、収益の悪化はボーナスの減少につながるかもしれない。
そういう社員が「#菅ヤメロ」とひそかに始めたとしても不思議ではない。
携帯会社の株価はこのところ軒並み1割以上下げている。
ソフトバンクに至っては2割近い。
やっぱり国策に買い無しということだろうか。