歯が痛い
2021/01/30
この1週間ほど右下6番が痛い。
20年ぐらい前に友人に治療してもらったところで、その時は齲蝕検知液を使って相当深く削った。
さらに2,3年前に別の友人に詰めなおしてもらった。
温かいもの、冷たいもので痛みが出る。
昔そんなものを習ったと思うが、実際に自分がそうなってみて初めて知る。
なんだ、歯医者のくせにそんなものも知らないで治療してたのかと言われそうである。
深いカリエスなので、何かあればすぐに歯髄まで到達してしまうという危惧はいつもある。
いつもあるし、今までも熱いもの冷たいものが時々しみることがあった。
ずっと痛いわけではないので何とかなるのかもしれないが、もっとひどくなるのかもしれない。
治療をするなら、抜髄ということであろう。
痛くなったときには頭の中を「抜髄」という言葉が飛び交っている。
だが、毎晩お酒をいただいているおかげで、浸麻はきかないであろう。
麻酔が効かない状態での抜髄は死ぬ苦しみだろうと思うだけで冷や汗が出る。
20年前は伝麻下で行ったから、伝麻をすれば何とかなるのかもしれない。
しかしこれに加えて、抜髄をした歯は強度が16分の1になるという。
ローアングルである私の臼歯は、いずれは破折してしまうのではないかという恐れがある。
破折したら、ブリッジかインプラントか。
そんなことを考えると「抜髄、破折」という言葉が頭の中を駆け巡る。
虫歯の痛みは子供が味わうものであった。
この年になって再び歯が痛いという思いをするとは思わなかった。
何とか覆罩ぐらいでごまかせないものだろうか。