ワクチン接種と総選挙 投票率が高いのはどっちでしょう
2021/06/21
ワクチン接種が順調に進んでいるそうである。
1回目を打った人だけですでに2千万人を超えているそうである。
人口で言えば2割ということになる。
2回打ったという人は900万人を超える。
人口で言えばもうすぐ1割というところのようだ。
いまだかつてこのような国民を挙げてのイベントがあったのかと考える。
最も近いのが選挙であろう。
衆議院にしろ参議院にしろ、やるときは国民全員が投票権を持つ。
もちろんいわゆる有権者という人だが。
だが、それに加えて今回のワクチンでは選挙権のない人も接種対象になりうる。
そう考えれば、選挙などをはるかにしのぐスーパー国民的行事と言えよう。
では、その参加者はと言えばどうなのか。
今回のワクチンを打たないといっている友人は選挙に行ったことは一度もないという。
となると、選挙に行かない人はワクチンを打たない人であるという可能性が出てくる。
ま、そこまで考えて、投票率とワクチン接種率とでどっちが勝つかと感じたわけだ。
もっとも、ワクチンは100年前のスペイン風邪以来のいわば黒船的存在であると思えば、かなりのインパクトはある。
一方の選挙は、平均すれば2,3年に1度あるイメージだ。
つまり、選挙には新味も恐怖感もないということである。
となれば、選挙よりはワクチンの方が投票率は高くなる可能性は高そうである。
まもなく総選挙である。
選挙 vs ワクチン。
果たして勝つのはどっちだ。