まるでウガンダ人選手は悪者あつかいだな
2021/06/25
海外から来たオリンピック選手がコロナ陽性だったということで、騒然としている。
何やら、それ見たことかというような風潮である。
さらに、一人が陽性だったのに、ほかの人たちはスルーさせてしまったという「不手際」が拍車をかけている。
そのため、事あるごとに「ウガンダ選手が」とテレビに紹介されている。
おそらく、本格的に海外選手が来日すれば、陽性者はこんなものではないだろう。
全員で10名にも満たない選手の中でたまたま陽性者が出たということである。
割合とすれば高いともいえるかもしれないが、1人か2人だけしかいないともいえる。
にもかかわらず、オリンピックが始まるまで、ウガンダ選手が・・・・・・・と言われるだろう。
気の毒なのはウガンダ選手であり、ウガンダに関連する人たちである。
まるで悪者扱いである。
彼らは自らの病気を隠してきたわけでもないし、おそらく知ってもいなかっただろう。
英雄と言われるとも思わなくとも、まさか悪者扱いされるとは夢想もしなかったのではないか。
これから次々と海外選手がやってくる。
そのたびに悪者が増えていくのでは、日本人の海外の人に対する感情は悪くなるばかりだろう。
早くワクチンを接種して、だれもが海外選手にフェアに接したいものである。