舌小帯強直症

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舌小帯強直症

2021/08/15

舌小帯は、舌の裏側についているひものようなものである。

これがとても短くて、舌の動きが悪い方がいらっしゃる。

舌の可動域が狭められるため、歯列の成長にも不都合が起こると考えられている。

また、舌は食物を咀嚼する際に、食物塊を適切に歯列上に運ぶという働きをする。

この働きが妨げられると、食べることがしにくかったり、食べることが遅くなったりする恐れがある。

そのため、通常は発見した段階で切除術を検討する。

単純に切るだけということもあるかもしれないし、付着部位を変える手術を行うこともあるかもしれない。

私は専門ではないので、何をどうするのかはよくは知らない。

矯正学的には、前歯部に叢生が生じやすいとか、開咬になるなどの障害がおこると思われている。

もちろん、舌足らずなしゃべり方ということもあるだろう。

小学生や未就学児である場合がほとんどなので、かわいそうという気持ちもあるが、やはり早い方がいいのだろうと思っている。