中央区はワクチンが少ない
2021/08/22
区内在住の患者さんが怒っていた。
ワクチンを打とうと思っているのに、ちっとも受けられるところがない、と。
ワクチンは、市町村単位で配布されている。
そのせいか、各区民の接種率を見るとかなりのばらつきがある。
50代の接種率というもが出ているが、60%を超えている区もあれば、20%台の区もある。
中央区はと言えば、間を取ってほぼ40%という数字になっている。
ワクチンを市町村単位で配布するとなると、普通は人数に比例して配るであろう。
中央区の人口は20万人弱である。
一方、昼間の人口は60万人ということで、3倍ほどになる。
在勤者も打てるということになれば、20万人分のワクチンに対して60万人が対象である。
20万人分を60万人で取り合えば、なかなか打つ機会が回ってこないのも仕方がない。
似たような状況の千代田区が逆に高いのは、大規模接種会場があるからであろう。
なかなか思うように接種率は上がってこないようであるが、何とか皆さんが接種を完了してほしいものである。
そうでなければ、中央区から人が逃げてしまいそうである。