コーディネーターのいる歯医者にはいくな
2021/10/21
先日、「コーディネーター養成」なるパンフレットが来ていた。
歯医者におけるコーディネーターとは、患者さんとお話をして治療について説明をする人である。
しかし、実際にはおいしいことをさんざん言って高い契約を無理やり結ばせる人であったりする。
友人のところにそういうところから逃げてきた人が来たそうだ。
何でも12軒歯科医院をやっているという矯正の臨床指導医なのだそうだ。
そこの「総医院長」と称する人が説明をしたので治療することにしたという。
ところが、実際に治療を行うのは別の人だった。
なんでもそうだが、実際に仕事をしない人間が説明すれば、必ず嘘が入る。
自分で自分のことを言う分にはそれ以上のことをいう人間はそういないが、人のこととなるとそうはいかない。
そこに弁護士の仕事の余地が出てくるわけだが、これを矯正治療でやられては、患者さんが気の毒である。
12軒も医院を経営して、自らは口先だけで商売をする。
これからはそういう商売人が増えてくるような、いやな気持がしてくるパンフレットだった。