この時期は銀杏だな

枝豆が終わって久しい。

来年まで食べないだろう。

かわりに何か欲しい。

そこで、登場したのが銀杏である。

実はこれ、結構落ちているのである。

ほとんど、1年分を拾うこともできるのではないかというほど。

でも拾わないのは、そのにおいのせいであることは言うまでもない。

通常、これを砂の中に寝かして1か月ほど放置するのだとよく聞く。

その間にあの匂いを持った果肉が土中のバクテリアに分解されるのだろう。

去年まで、これを焙烙で炒っていただいていたのだが、面倒であった。

茹でるというのもあるのだが、お湯が沸騰するまでに時間がかかる。

ほかに茹で物があれば一緒に茹でるのだが。

その代わりに、しばしばいわれていた電子レンジに塩と一緒に入れるいり方に変えた。

レンジに入れると、そのうちに破裂し始める。

あらかじめ切り込みを入れておけば破裂することはないが、そんな面倒なことはしない。

3発破裂したら止める。

おかげで、枝豆のない時期まで枝豆のようなものが楽しめる。

年の数以上食べてはいけないというような話はあるが、今のところ何も起こっていない。

まあ、年の数を食べるのは、そう容易なことではないのだけれども。