いまこそご飯を食べよう
2022/03/24
小麦価格の高騰が言われる。
いや、小麦ばかりでなく、そばも石油もチタンも上がる。
世の中値上げばかりである。
円安だから、ということがある。
このところ1ドル121円という。
一時70円だったことを考えれば、舶来物が倍近くに上がってもおかしくない。
加えてロシアの戦争だ。
世界の穀物基地を破壊するようなこの戦争のおかげで、小麦価格そのものがあがっている。
4月から、パンやパスタの価格が数パーセント程度は上がるといわれる。
もともと高い小麦を食べていた我々は、原料価格が上がってもそれに見合ったほどの値上げにはならない。
とはいっても、この先さらに上がる可能性がないわけではない。
パンが食べられなければ、ケーキを食べればいいじゃないかという声も聞こえてくる。
そうだよ、ケーキを食べればいいじゃないか。
日本にはお米という立派なケーキがあるではないか。
だったら、これを食べるべきだろう。
唯一、自給できる食物資源である。
これを食べないで、どうしてパンが高くなったと文句を言えるか。
戦後、日本の食生活は欧米化の波にさらされた。
コメ消費量は減少の一途をたどったことはよく知られている。
その逆に日本人の肥満率は上昇してきた。
いまこそコメを食べて、肥満を解消すべきだろう。
そんなことを言ったら、パン屋やうどんやに怒られるかな。