ノルマンジーはいつ始まるのか
2022/03/31
ウクライナ戦況は一進一退で、停戦交渉も進んでいるのかどうかよくわからない。
それは、本当に終戦になるまで両方とも、真実を伝えようとしないからでもある。
当然、自分たちは優勢であるというはずだし、そういっておかないと国内世論も低下する。
本当かウソかはわからないが、ロシア軍の劣勢が言われる。
相手国に攻め込んでいる軍隊が劣勢というのは話としてはおかしいが、英米の分析ではそうらしい。
ロシアは、戦況を立て直すために、他部隊の投入も考えているというし、そもそも国中から人が来ているともいう。
グルジアに駐屯している兵士を送るという話もあった。
これでグルジアが手薄になるのなら、グルジア政府は一気に国内にいるロシア兵を追い落としてしまえばいいのではないかとも思える。
それはチェチェンも同様だし、ひいては北方領土でも同じことになれば、ロシアはどう動くか。
一時期ヨーロッパを席巻したドイツ軍に対して英米連合軍がノルマンディー上陸作戦を行った。
そんな大々的なことをしなくても勝ったはずだと思うが、政治家はかっこいいことをしたいと思うのだろう。
ロシアは劣勢であるという希望的観測はかなり強い。
これが希望的観測に終わるのか、現実になるのかは、やはり周辺国の振る舞い次第だろう。
現実的に戦争に参加することはできないので、別の方法となるのかもしれない。
すでに参戦しているのと大差ないほど支援していることを考えれば、もう一歩は十分にあり得よう。
NATOによるノルマンディー作戦を見てみたいものである。