芸備線ってどこよ
2022/04/11
JR西日本が不採算路線を発表した。
別に、今回発表していなくても、乗ってる人は知っているだろうし、去年もおととしも状況は同じだっただろう。
世の中には、「乗り鉄」と呼ばれる人たちがいる、そうである。
日本中、あるいは世界中の電車あまねく乗りたいという人たちである。
そういう人たちにとって、「廃止」という言葉は重い。
廃止と聞いて慌てて乗りに来る人がいるようで、最後の日がその路線で一番乗客が多いということもあろう。
私の母親もそろそろ廃止になりそうなところには乗りに行くというから驚く。
先日も四国の方に行ったようである。
まったく知らない私にしてみれば、どこの線が抑々廃止になりそうなのかも知らない。
まあ、田舎の聞いたことのないような電車はみんな候補だろう。
日本では都市部に住む人の割合が9割を超えているのだそうだ。
これは他国の追随を許さない極めて高いものだそうだ。
そうともなれば、やはり田舎の方の聞いたことのない電車に乗る人は、年々減るしかないのだろう。
田舎に住んでローカル電車に乗ろうといいたいけれども、農業はそんなに楽なもんじゃない。
地方の活気が日本の活気と思いたくても、我々が地方に行かないのではそんなことも言えない。
やっぱり「乗り鉄」にとっては「廃止」との戦いになるんだろうな。